海外駐在の求人・転職情報

フィリピン駐在の求人募集&転職エージェント情報

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フィリピンに進出している日系企業も多く、その数は約1500社にのぼります。進出企業で多いのが製造業、それに、IT関連の仕事も増えています。また、ファミリーマート、ローソン、ユニクロなど消費市場を狙った進出も昨今の潮流となっています。

こういった背景から、フィリピンにおいても、同じ東南アジアのタイ、シンガポールとまではいきませんが、一定数の日本人人材需要が発生しています。それでは、以下にフィリピン駐在員の求人動向、転職エージェント情報を見ていきたいと思います。

フィリピン勤務の求人について

フィリピンの日系企業の求人としては、メーカー、商社、工場、物流業で多くなっています。また、IT関連についても需要があります。

求人募集にある仕事内容の例は、以下のようになります。

  • 海外顧客への営業、海外販売会社への販売・マーケティング活動支援
  • 海外施工管理技術者(空調・衛生設備工事、プラント設備工事)
  • 日系メーカー企業を中心とした工場生産ラインの設備に係る仕事
  • 工場の生産管理マネージャー
  • 経理業務、人事・総務業務、関連部門、日本との社内調整業務などの管理業務
  • 海外現地法人で経営を全面的にサポートとする幹部職

勤務地としては、メトロマニラ(マニラ首都圏)のビジネス街か、工場地帯(カヴィテ、ラグーナ、バタンガス)が多くなっています。

フィリピンの駐在員が多い職種

金融業での経験のある営業職

フィリピンのマニラ首都圏にあるマカティシティには、日系だけでなく欧米資本の外資系企業も多く参入しています。

マカティシティでは、日本の銀行や商社も多くあり、現地採用者も駐在員もよく見かけます。セブ島が英語学校やIT企業などでオフショア開発が進んでいる一方、マカティシティをメインとしたマニラ首都圏では金融業での駐在員募集が見つかります。

金融と一言に言っても、保険や銀行がありますが、日本ですでにこれらの業界で働いてきた人が求められる傾向にあります。銀行の場合ですと、リテール営業の経験があり、証券外務員一種資格を持っていることなどが求められます。即戦力となり得るという点がポイントです。

製造拠点を統括する管理職

マカティシティから車で30分ほどの位置にあるキャビテ・エコノミックゾーンには、多くの日系メーカーの工場があります。一般人にはあまり知名度が高くなくとも、業界最大手の企業も入っています。

こうした企業の製造管理者なども、駐在員が務めますが、マニラ首都圏から距離があることなどで、あまり行きたくないという人も多いです。

日本食レストランの多いリトルトーキョーはマカティにありますし、日本人が安心して住める地域もマカティです。

もちろん運転手が送迎してくれますので、朝早いことが苦にならない方や製造現場でのマネジメントに関して経験がある方は歓迎されるでしょう。

現地スタッフに日本式の製造方法などを伝授する仕事ですので、やりがいはあると思います。応募企業によっては特に理系でないといけないという決まりもないので、挑戦してみる価値はあります。

フィリピン駐在員の求人を探すには

海外で働く女性

まずは自分ができるところから始めて行きましょう。第一は、インタ−ネットを活用して、フィリピンに進出している会社をチェック、そこで条件にあう求人があればコンタクトしてみる。

また、転職サイトの「リクナビNEXT」にも数は限れてきますが、海外駐在の求人があったりするので、どのような求人があるか見てみるのもいいでしょう。

【参考サイト】 リクナビNEXT

あと、求人の中には、非公開になっている求人も多数あり、これらは転職エージェントが持っています。転職エージェントも併せて活用して、求人に出会える機会を出来るだけ多くしておくといいでしょう。

海外駐在の求人案件を扱っている転職エージェント

下記の大手転職エージェントであれば、取り扱い実績が豊富なので、あなたの条件に合った案件を色々と紹介してもらえますよ。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートが運営する国内最大手の転職エージェントなので、求人数が多く、海外駐在の求人も多数保有しています。フィリピン駐在など海外駐在で考えている方は、まずはここを抑えておくといいでしょう。転職成功実績No.1。実績豊富な転職エージェントがあなたをサポートしてくれます。

JAC Recruitment

外資系や海外求人に強い転職エージェント。JAC Recruitmentは、世界11カ国に拠点があり、グローバルな転職サポートが特徴。日本法人がある企業での海外勤務、海外駐在案件を扱っています。英文レジュメの無料添削や英語面接対策などのサービスも。

さいごに

自分が動かなければ、何も始まりません。フィリピン駐在を候補に考えている方は、できるところから、一歩ずつでもいいので行動にしていきましょう。

あと、フィリピン駐在案件となると、国内の案件よりどうしても数が限定されてきます。なので、自分が使えるあらゆるチャネルを使って、少しでも多くの求人に出会えるチャンスを作っておくことが大事ですね。

【フィリピン情報】
人口:1億98万人(2015年、出所:フィリピン統計庁(PSA))
一人当たりの名目GDP:3,330ドル(2020年)

日系企業進出状況:2019年10月:1,469社(前年比8.3%増)
出所:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」

進出企業:住友商事、キャノン、村田製作所、ブラザー工業、花王、富士フィルム、ファミリーマート、スズキ、住友金属工業など

在留邦人:16,990人
出所:外務省「海外在留邦人数調査統計(令和3年版)」

情報: フィリピン概況 – ジェトロ

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更新日: 投稿日:2015年10月10日

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