大連は、1984年に設置された中国の最初の経済技術開発区に指定され、中国東北エリアの主要都市のひとつに挙げられます。進出企業は約2000社。そのうち日系企業の進出が最も多く約580社にのぼります。
開発区北部は、日系企業が集中しており、通称「日本工業団地」とも呼ばれる。日系企業の約7割が製造業、対日輸出加工型の企業が占めています。
また、「大連ソフトウェアパーク」というIT関係を中心にした工業地域もあり、日系のIT関連企業もいくつか大連に拠点を構えています。ここでは、アプリケーション・ソフト開発の委託が行われています。
このような背景および現地の日本語人材が比較的豊富ということから日系企業が多く進出し、そして、それに伴う駐在員の需要があります。
大連勤務の求人について
大連に進出している多くが製造業ということもあり、製造業関連の需要が多いです。職種としては、海外営業、生産管理・品質管理、生産技術マネージャー、製造管理職あたりになります。
また、日系のIT関連企業にも需要があります。駐在員なので、求められるのはマネージャー以上のクラスになるでしょうか。IT企業は、日本で上流工程、プログラミング等の開発(下流工程)は中国・大連などで行うというケースが結構あります。そこで、大連の開発プロジェクトでマネージメントする人材が必要になってきます。
大連駐在員の求人案件を探すには
まずはネットを使って情報収集しましょう。希望する業界、会社があれば、片っ端からチェックする。そこで駐在員の募集があれば、コンタクトしてみる。
あと、駐在員の求人は非公開になっていることが多いので、仕事を探すなら転職エージェントへの登録も必須です。非公開求人など自分では探すことができない案件を紹介してもらうことで選択肢を広げましょう。
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大連駐在の求人案件を扱っている転職エージェント
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リクルートエージェント
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求人は、ポジションにもよりますが、該当業務に関する実務経験とビジネスレベルの英語力(TOEIC700以上)が求めらてる案件が大半となります。海外経験については不問とされるケースが多いので、国内業務経験しか持ち合わせていない人でも大丈夫です。
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