求人募集について
昔から多くの日系製造業が進出していることもあり、主に製造業で日本人向け求人が見られますが、最近では非製造業の進出も増加しています。
男女共に営業職の需要が多いほか、技術を持った人材(電子・電気・機械・成形・金型)や、工場経験者(品質/製造関連)の求人も多いです。近年ではサービス/小売/IT関連なども増え、幅広い分野でそれぞれの経験を活かせるポジションが出てきているといった状況です。
なお、以前と比較するとより実務経験を求められることが多くなっており、就労をするには最低でも英語でのコミュニケーションが可能なことが必須です。
現地採用の給与について
職種 | 平均給与 |
---|---|
営業 | RM5,000~RM10,000 |
事務系 | RM5,000~RM6,000 |
カスタマーサービス | RM5,000~RM7,000 |
技術者 | RM5,000~RM12,000 |
管理職 | RM5,000~RM12,000 |
ボーナスについて
- 年に1~2回支給されることが多く、支給額は基本給の1~3ヶ月(年)前後。
- 但し、有期の雇用契約の場合などはボーナスの支給が無い場合もある為、雇用契約を結ぶ場合には確認が必要。(ボーナス支給額は業種や企業・個人の業績により異なる)
情報:JAC Recruitment マレーシア(Malaysia)転職情報&キャリアアップ情報
手当について
給与と別で通勤手当や住宅手当がつくケース、手当無しで社用車や住宅が貸与されるケースもあります。また、全てを含んだ形で月収として提示されるケースも多く、どれがスタンダードということはありません。
求められる語学力は?
英語
英語は多民族での共通言語となっており、コミュニケーションレベルの英語はほとんどのポジションで必須となっています。
マレー語
英語が普及している為、マレー語スキルがなくても受け入れるポジションは多いです。
中国語
華僑も多く、中国語スキルや中国文化の知識を活かせるシーンは多くあります。
現地採用の求人を探す
現地採用の求人については、転職エージェントに紹介してもらうのが一般的となっています。
あと、転職サイトの「リクナビNEXT」にも、数は限られてきますが海外勤務の求人があったりするので、あわせてチェックしてみるのもいいでしょう。
現地採用の求人を扱う転職エージェント
JAC Recruitment
日本国内で求人を探すという方は、JAC Recruitmentに聞いてみるのもいいでしょう。JAC Recruitmentでは、海外進出企業の駐在案件から、海外法人の現地採用まで、アジアを中心に海外求人の紹介とサポートには豊富な実績があり、海外転職に強み。また、英文レジュメの無料添削や英語面接対策などのサービスも。
JACはマレーシアにも拠点を持っていて、拠点間で密に情報交換しているので、マレーシアの現地採用案件についていろいろと情報を持っています。
JAC Recruitment Malaysia
日本でもおなじみの転職エージェント「JAC Recruitment」のマレーシア現地法人です。日本(東京など)でもマレーシアでの就労希望者を対象に個別面談会を開催していたりするので、参加してみるのも手ですね。また、JACマレーシアのブログもあるので、マレーシア現地採用で考えている方はチェックしてみては。
Website: https://www.jac-recruitment.my/ja
Reeracoen Malaysia
Reeracoen Malaysiaは、日本の大手人材サービス企業、株式会社ネオキャリアのReeracoen Malaysia現地法人です。2014年11月よりマレーシアに進出。求人サイトには公開できない非公開案件も。
Website: https://www.reeracoen.com.my/ja
ICONIC
アジアを舞台に国境を超えて働きたい方々に特化した転職エージェントで、マレーシア・クアラルンプールに拠点を持っています。また、マレーシアだけでなく、ベトナム、カンボジア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー等、ASEAN圏内のその他新興国での人材紹介も。
Website: https://iconic-my.com/
英語を生かしてマレーシアで働く
マレーシアで就業する場合、英語力を生かして活躍できることが特徴です。アジアで英語力を生かせる国の大半は就労ビザの発給要件が厳しいため、まずは就労ビザを取得しやすいマレーシアで仕事をしたいという人が多いです。
数年マレーシアで就業した後は、高い英語力が求められるシンガポールなどアジア内のほかの国で転職したり、現地採用から駐在員になり、役職を目指すなどのキャリアが想定されます。
なお、マレーシアは、マレー系、中華系、インド系と様々な文化があるので、英語力とともに、柔軟に対応できる感覚と、コミュニケーション能力も求められます。
なお、マレーシアの駐在でも考えている方は、こちらもチェックしてみてください。