記事内に商品プロモーションを含む場合があります
長く海外で生活していると、周りの日本人が続々と帰国していくのを目にしますよね。そしていつかは自分も日本に帰るときが来るかと思います。
そんな際、考えておきたいのが仕事です。日本に帰国後、どんな仕事をして、どんな生活を送っているのかな。ここではそんな話題について見ていきたいと思います。
そもそもなぜ海外生活を辞めて日本に帰るの?
海外で仕事や生活をしていて、こんなときに「疲れた」「辞めたい」「帰りたい」と思ったりするのではないでしょうか。
- 生活習慣や文化(食事や住環境、価値観など)が合わない
- 海外特有の閉鎖的な人間関係(日本人コミュニティ)で上手くいかない
- 日本の家族や友人、恋人に会えない(孤独感)
- 仕事がハードすぎて疲れた(アテンド、夜の接待や休日ゴルフ含めて休めない)
あと、上記以外にも、親の老後の面倒を見なければならないといった事情があったりする場合もありますね。
ただ、海外に住んでいて、そこから自分の意思で日本に帰るというのも結構な決断になりますね。
そして、自分の意思で日本に帰る決断をする際は、今の会社の仕事を辞めていうことになる人がほとんどかと思います。
海外から日本に帰国する際に仕事はどうする?
日本に帰るとなると、日本での仕事はどうしますか?具体的にはいつのタイミングでどのように探しますか?
まず考えられるのは、日本に帰ってから仕事を探す。事前準備がしっかりしている方は、海外にいるうちから仕事を探すという人もいるかと思います。
あと、もう会社員は疲れた、今後はフリーランスとして生きていくという人もいるかもしれませんね。
以下でそれぞれのパターンについて見ていきましょう。
日本に帰ってから仕事を探す
多くの人は帰国後に転職活動をするかと思います。日本に帰ってきた当初は、いろいろバタバタするので、それが少し落ち着いてから転職活動をしよう。そんなふうに考えている方もいるのではないでしょうか。
このように進めていく場合、心身ともに落ち着いた状態で、日本で心機一転がんばろうというふうにいけるかと思いますが、反面、一時的に無職になってしまうのがネックです。
無職の期間は、ブランクの期間になってしまいます。ブランク期間が短くて、説明のつくのであれば問題ないかと思いますが、長期化するとあまり良くないですね。
無職の状態だと、家を借りるのが難しかったり、あと、お金の面でも厳しくなってくるという点もデメリットとなります。このように余裕がなくなってきたら、少し妥協をしてでも仕事を決めてしまおうという心理状態にもなりがちです。
海外にいるうちから仕事を探す
日本に戻って仕事をするのであれば、できれば事前準備をして、海外にいるうちから仕事を探すのがいいかと思います。
まだ、仕事を辞めていない状態であれば、収入は入ってきますし、まだ余裕がある状態で転職活動を始めることができます。
なお、仕事があってなかなか忙しい、時間が取れないという方は、転職エージェントを利用して、効率的に転職活動をすすめていくといいでしょう。
今は昔よりかなり便利になり、海外在住中でも日本の転職エージェントを利用できるようになっています。「そろそろ日本に帰ろうかな…」と考え始めた段階でコンタクトしてみてください。
会社員ではなくフリーランスとして働く
海外で生活しているといろんな価値観、考え方、生き方があっていいのではないかと思いますよね。
会社員はしんどい、もう会社員は疲れた、それなら今後はフリーランスとして生きていく。そんな方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、起業に向けての準備が必要ですね。開業届を出したり、仕事環境を整えたり、コワーキングスペースの契約だったり、それはそれで結構忙しかったりします。
ただ、新しいことを始めるのってワクワクしますよね。今後は、自分の力でお金を稼ぐことになります。いろんなチャレンジをして失敗する時もあるかと思いますが、頑張ってくださいね!
海外経験をアピールする
海外生活というものは、衣食住など生活の根底に関わることをガラリと一変させられるものです。治安の問題、住む家のセキュリティ、食べ物の安全性など、日本より色々と問題があったりします。
このような全く異なる環境で生活し、職を得て働いていたということは、少なくともガッツはある方です。自分の力で、「外国人として」その地で生きてきたということは、バイタリティーがなければやっていけません。
会社でも日本人というマイノリティーです。街に出ても自分と同じ外見の人はほとんどいません。そのような環境で会社に馴染み、現地スタッフと協力して仕事をやってきたということは適応能力も高いというアピールに繋がります。ぜひバイタリティーや適応能力の高さを、エピソードを交えながら話しましょう。きっと興味を持ってもらえるかと思いますよ。