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20代で仕事の経験が浅かったり、スキルはあまりないかもしれないけど、それでも海外で働きたい。閉塞感を感じる日本から抜け出して、海外でグローバルな仕事をしてみたいなどと考えている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、そんな方に向けて、未経験でも海外で働くことができる仕事や、海外求人の探し方について見ていきたいと思います。
未経験可の海外求人について
海外勤務・海外駐在の場合、専門分野での知識、経験、語学力などハイスペックな人材が求められる傾向がありますが、そんな中にも未経験OKの求人もあります。
未経験といっても、海外勤務未経験の場合、職種未経験または業種未経験の場合があり、それぞれで状況は異なってきますが、今までやってきた仕事のなかで、積み上げてきた経験・実績に秀でる部分があれば、未経験でも海外勤務のチャンスはあります。
また、一部の企業では、ポテンシャルも考慮して採用しているところもあります。若手でも、業界や業種に問わず高いポテンシャルがある方、何か武器が一つでもある方、リーダーシップや主体性を持って仕事ができる方なら、チャンスがあるでしょう。
例えば、未経験可でもOKな仕事としては、海外営業あたりが挙げられます。営業職は海外求人でも多く、選択の幅が他の職種よりあるかと思います。
海外勤務/未経験可の求人をチェックしてみる
転職サイトでは、海外勤務の求人も扱っていて、その中の一部は、海外勤務/未経験可の求人があったりします。まずはどのような求人があるか参考にチェックしてみるといいでしょう。
リクナビNEXTで探す
リクナビNEXTの求人検索で、勤務地を海外にしてして、未経験者歓迎にチェックを入れると、海外勤務/未経験可の求人を探すことができます。
海外勤務/未経験可の求人例としては、商社、飲食業界、サービス業、アパレル、ITなどがあります。
dodaで探す
リクナビNEXTより数は少なくなりますが、dodaにも、若干、海外勤務/職種未経験/業種未経験可の求人があります。こちらもリクナビNEXTと同様、勤務地を海外にしてして、こだわり条件をで未経験歓迎にチェックを入れると、求人をチェックできます。
海外勤務/未経験可の求人例としては、飲食業界、IT、エンジニア、海外営業などがあります。
転職エージェントに海外求人を紹介してもらう
上記では、転職サイトを利用して求人検索する方法を紹介しましたが、もうひとつの方法としては、転職エージェントを活用する方法です。
未経験可で海外で働ける仕事を、独力で見つけるのは結構大変ですよね。
そんな際は、転職エージェントに登録して、「海外で働きたいのですが、未経験可の求人が募集されていませんか?」と片っ端から聴きまくるのが手っ取り早いです。
たくさんあるわけではないですが、見つかった連絡くださいとお願いしておけば、リアルタイムで案件を手に入れることができます。
なお、下記の大手転職エージェントであれば、取り扱い実績が豊富なので、あなたの条件に合った案件を紹介してもらえると思いますよ。無料で利用できるので、活用してみてください。
リクルートエージェント
リクルートが運営する国内最大手の転職エージェントです。リクルートエージェントなら、海外展開しているグローバル企業ともコネクションがあるので、海外駐在の求人についても多数保有しています。
求人については、入社後、すぐに現地に赴任する形の案件もあれば、1年程度の国内勤務を経て赴任となる案件もあります。後者に関しては、実務経験が伴っていれば、海外経験はあまり問われないので、ハードルは低めです。
このように、リクルートエージェントなら、求人数が多い分、多くの選択肢があり、おすすめのエージェントです。
JAC Recruitment
外資系や海外求人に強い転職エージェント。JAC Recruitmentは、世界10カ国(イギリス・シンガポール・中国・インド・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・香港・韓国)に拠点があり、グローバルな転職サポートが特徴です。
英文レジュメの無料添削や英語面接対策などのサービスもあるので、海外転職を考えている方は、登録しておくといいでしょう。
未経験可の求人例
例えば、職種未経験可で見てみると以下のような求人があります。
【募集ポジション】海外駐在要員候補
海外駐在要員候補として入社頂き、入社後半年~2年程度は本社もしくは国内工場にて勤務頂いた後、スキル・経験、適性や企業側のニーズを踏まえて各々の海外現地法人に幹部候補として赴任、以下のいずれかの業務に従事頂くことが期待されています。
【仕事内容】
〔営業及び購買〕
・顧客からの受注営業及び受注後の社内営業(社内の製造に関する各部署とのやり取りになります)
・合わせて顧客から提示された図面を読み取り、必要となる部品の調達業務(協力会社の手配・管理、納品までの工程管理等、受注から納品まで一貫して担当して頂きます)
〔生産技術〕
・生産プロセスやラインの改善業務(新規設備導入や既存設備の改善、及び関連する保守・メンテナンス業務も含みます)
・現地エンジニアへの生産指導
【求められる経験、能力】
・上記業務に興味・関心のある方。
・英語力のある方、もしくはこれから身に付けようとする意欲のある方。
【歓迎条件】
・メーカーでの営業もしくは購買経験のある方。あるいは量産品の生産管理もしくは生産技術の経験のある方。
上記のように、入社後半年~2年程度、国内勤務の後の海外勤務であれば、いきなり海外にいって働くよりハードルが下がります。このような海外勤務前提の求人も狙い目かもしれませんね。
ほかにも以下のような営業職の求人募集があります。
【募集ポジション】
大手製造販売会社での営業職
【仕事内容】
フィリピンにおける製造業に対しての営業活動。
1.マーケットリサーチ
現在フィリピンには約1450社の日系企業があり、約43%が製造業になっています。
弊社の商品は、すべての日系企業にご利用いただけるものですので、今までの接点実績などを確認の上、日本人キーパーソンにアプローチをしていただきます。
2.商談
クライアントの問題・課題などをヒアリングの上、自社サービスのご提案をします。
技術的な知識などは、担当のエンジニアがおりますので、特別な知識・経験などは必要ありません。
お客様のご要望などを真摯に聞いていただく姿勢が必要になります。
3.フォローアップ
過去に接点を持ったクライアントに対しては、定期的な連絡し、お困りごとがないか定期フォローアップをしていただきます。
【求める人材】
営業として企業訪問やヒアリングができる方
・営業職のご経験もしくは希望する方
・日本語でしっかりとしたコミュニケーションが取れる
・英語もしくはタガログ語でのコミュニケーション能力
上記の求人は、未経験・第二新卒歓迎の案件になります。これなら、海外でも働けそうですね。
なお、上記は転職エージェント経由の求人となっています。最新の求人については、転職エージェントに直接尋ねてみてください。
現地採用も視野に入れると選択肢の幅が広がる
海外で働く方法としては、日本法人採用で日本の会社から海外に派遣される「駐在員」と、現地法人と直接雇用関係を結ぶ「現地採用」の2つがあります。
海外勤務といった場合、駐在員の方をイメージする人が多いかと思いますが、駐在員は待遇が優遇されている分、競争率も高くなります。
一方、自ら現地に飛び込んでいく「現地採用」は、待遇面などで見ると駐在員と差が出てきますが、その分、駐在員よりハードルは低くなります。
よって、現地採用であれば、未経験でも採用される可能性が十分あったりします。ただ、国によってビザ取得の難易度が変わるのでこの点については要確認になります。詳しくは、転職のプロである転職エージェントに聞いてみるといいかと思います。
英語力について
海外勤務となると、英語力が求めらるのが一般的です。海外勤務未経験、もしくは職種/業種未経験といった場合でも、英語力ぐらいはアピールポイントにしておきたいですね。
海外で求めらるのは、ビジネスシーンで使える英語となってくるのですが、面接で英語力をアピールする際、TOEICのスコアがあるとアピールしやすいです。数字で計ることができるTOEICのスコアがある方が、面接の際においても、説得力があります。
TOEICのスコアとしては、海外部門平均スコアの679点を超える、700点以上は欲しいところですね。
海外を目指す方であれば、英語力は必須となります。日頃から英語に接する環境を作り、英語力を上げていく必要がありますね。
さいごに
海外転職の場合、英文レジュメが必要だったり、また、英語面接があったりして、自力で準備するのは何かと大変なもの。自分で動くとともに、転職エージェントも活用して、上手くチャンスを掴み取るよう、行動していきましょう。