アジアには多くのチャンスが
中国と筆頭に今後も高い成長が見込まれるアジア。21世紀はアジアの時代という人も。アジアには、多くの人口を抱える国が多くあります。
13億人以上の人口を誇る中国、インドも12億人以上います。そして、ちょっと離れて、インドネシアの約2億4千人、ちなみにインドネシアの人口は世界第4位です。その他、フィリピン、ベトナムあたりも世界的に見れば人口が多い国に位置します。
これらの国々では、中間層が育ってきており、有望なマーケットとして注目されています。
今は、製造業など生産拠点(工場)の進出が主ですが、今後の成長を見越して、販売拠点(営業所)を置く動きも増えてくるでしょう。
中国には多くの企業が進出
日中関係がぎくしゃくしているところもありますが、経済面で見ると日本の貿易相手国一位が中国。今後もこのような流れになってくるでしょう。
そこには、モノとお金だけでなく人も動きます。その動きは既にあり、多くの日系企業が中国に進出しています。その数は、23,094社(2012年末現在、出所:2013中国貿易外経統計年鑑)にもなります。
中国には、製造業などの生産拠点(工場)とともに販売拠点も進出しています。多様な業種が進出し、そこには、海外、中国で働く人の職種、ポジションが多く生まれています。
日本の国内マーケットは飽和状態
日本のマーケットはもう既にほぼ飽和状態でしょう。一家に数台のテレビに複数の車といった具合で、各家庭に必要なモノはほぼ揃っています。
さらに、人口とりわけ労働人口が減少する流れとなっていて、これから経済のパイが縮小することが考えられます。このような状況下、国内市場だけを見ていては、なかなか明るい将来は描けないでしょう。
そこで考えられるのが、アジアを中心とした成長市場への進出になります。
アジアで増える仕事の機会
「海外での需要の増加」「国内市場での需要の減少」といった状況下で、海外進出する日系企業の流れは止まらないでしょう。
これは海外で働きたい人にとってチャンスです。日系企業の駐在員ポジションとして、または、現地採用として海外で働く日本人が今後さらに増えてくるでしょう。
閉塞感のある日本を抜け出して、ビジネスチャンスの多い、成長過程のアジアで仕事をするのも、選択肢のひとつとして考えるのもいいでしょう。