現地採用情報

フィリピンで働く際に知っておくべきビザのこと

ビジネスウーマン

東南アジアの国の中でも、就労希望者が多いのがフィリピンですが、その理由の1つに比較的ビザが降りやすいことがあります。

他の国ですと、例えばベトナムの場合では、就労ビザを取るために「無犯罪証明書」(犯罪経歴証明書)や、英語での卒業証明書を必要としますが、フィリピンではそこまで要求されません。

むしろ、会社の人事がほとんどの手続きを行ってくれますので、採用者自身が用意する者は少なくて済みます。

しかし、ビザについてはある程度の知識が必要です。ビザの種類や目的などを説明していきます。

前もって日本でやるべきこと、知っておくべきこと

海外で働く

履歴書や経歴書の準備をする

どんな職種でも必要となるのが、履歴書や経歴書です。これは内定を得た会社に提出したものと同じで構いませんが、ビザの申請など、割と頻繁に必要になりますので、いつでもアクセスできるようにUSBやクラウド上に保存しておくことをおすすめします。

形式は特に定まっていませんが、英語で以下のことを明確に書きましょう。

  • 氏名
  • 現住所、国籍
  • メールアドレスや電話番号
  • 学歴
  • 職歴
  • 技能(アピールポイント)

性別は欧米にならって書いても書かなくても良いですが、名前を見ただけでは外国人にとってわかりづらい場合もありますので、追記しても問題ありません。

なお、顔写真の添付も特に不要です。後ほどビザのカードが渡される場合に顔写真の提出があるからです。

また、日本の履歴書や経歴書と異なるのは技能です。わざわざフィリピン人でなく外国人である日本人を雇うわけですので、相応の理由が入ります。語学のスキルや実務経験を重視して書きましょう。箇条書きの方がわかりやすいです。

写真も様々なサイズが必要になりますので、日本で撮影したものを多めに持ってくるといいでしょう。インチ表記でわかりづらい場合がありますので、1.5センチの正方形からパスポートサイズまで様々な大きさで用意すると良いです。

また、申請中はパスポートを労働局に預けてしまいますので、コピーが身分証明になります。多めに印刷して持っていくと便利です。

ビザを取るのはなかなか時間が掛かる

多くの方を悩ませる問題が、ビザの申請から取得までかなり時間がかかるということです。他の国の場合、先に就労ビザを取得してから入国することが一般的ですが、フィリピンでは観光目的で入国し、その後就労ビザに切り替えることができます。

会社に勤め始めはまだ観光ビザでも問題ありません。ほとんどの企業では、人事がその間に就労ビザへの切り替えをエージェント経由で行ってくれますし、手数料も負担してくれます。

会社側がビザの申請を代行してくれるかどうかはかなり重要なことですので、面接や募集要項でしっかり確認しましょう。

フィリピンで働く際のビザについて

駐在員の求人案件の探し方

労働ビザ(9G)を取得する

労働ビザ(ワーキングビザ)は9Gビザとも呼ばれており、最も一般的な労働ビザを指します。取得するまでの半年近くかかるというケースもあります。取得するまでは観光ビザとなりますので、ビザの延長が必要です。

これもほぼ会社の人事がやってくれますが、中には忘れていたというケースもあるので、きちんといつ入国したかを手帳などにメモしておきましょう。

ビザの期間は最大で3年で、過去の雇用状況によって更新してもらえます。

必要な書類は以下です。

【必要書類一覧】

  1. 会社からのリクエストレター
  2. 申請書(公証人の認証があること)
  3. 労働契約書
  4. 雇い主の会社の定款・内規
  5. SECからの認証済み定款
  6. 会社からの保証書
  7. 人事担当責任者からの証明書、会社で雇っている外国人社員の数などを明記
  8. 申請書の家族の出生証明書/結婚証明書など

これもほとんど自分で用意するものはなく、リクエストレターにサインをしたものが必要となるので、会社で大量の書類にサインをするくらいです。あらかじめ、サインを考えておくと便利です。ちなみに漢字の表記でも構いません。

特別経済区ビザ(PEZAビザ/47 A2ビザ)を取得する

フィリピンにはPEZA(Philippine Economic Zone Authority)という経済特区があります。特別な関西地域として、主に旅行業、工業、銀行業などが営まれています。

このような地域で働く際はこの特別経済区ビザを申請することができます。必要書類は自分で用意するものは9Gビザとほとんど変わりありません。

あとは申請書などにたくさんのサインが求められます。写真も現地で撮影しても良いですが、サイズがわかっている場合はあらかじめ日本から持っていくといいでしょう。

【必要書類一覧】

  1. 在職証明書
  2. 会社からのリクエストレター
  3. パスポートのコピー
  4. PEZA申請書
  5. 履歴書
  6. SEC認証済定款
  7. 雇用契約書
  8. 写真

さいごに

海外勤務の仕事を探す

フィリピンで初めて働こうという方の中には、ビザがきちんと申請できるかどうか不安な方も多いかと思われますが、多くの企業では人事がしっかりと対応してくれますので、不安がある場合は渡航前から人事ときちんと連絡をしあうことをおすすめします。

特にフィリピンは労働ビザが取得しやすいかわりに、とても時間がかかるということは日本人だけでなくフィリピンで働く外国人の間で有名です。ですので、冠婚葬祭などで一時帰国しなければいけない予定がある方は、前もって人事に伝えておくと良いです。パスポートが戻ってこないというトラブルを回避するためです。

これからフィリピンで働く方は、まずしっかりとした分かりやす経歴書作りに励んでください。

【関連記事】フィリピンで働きたい方はこちらもチェックしてみてください

-現地採用情報

投稿日:

関連記事

目的地

ミャンマーの市場動向&求人について

アジア最後のフロンティア 近隣諸国より廉価な労働力や恵まれた地下資源、インド洋に面し、地政学的に優位なミャンマーは、経済の自由化と構造改革の推進によって急速に有望投資先へと変貌。インフラ整備のため、日 …

イオンモールプノンペン

カンボジアの市場動向&求人について

注目のカンボジア市場 多くの日系企業が進出しているタイとベトナムの間に位置し、なおかつ両国よりも人件費が安いため、「タイプラスワン」「ベトナムプラスワン」として労働集約的企業の進出が進んでいます。 ま …

海外で働きたい女性

海外求人を探す際にチェックしておきたいポイントとは?

就職活動をする際に、あなたはどのようなポイントをチェックしているでしょうか。日本で就職活動をする際、会社のデータは、就職四季報などに載っていますので、様々な情報を一度に見ることができます。 では、海外 …

海外で働く女性

メリットもデメリットも大公開、海外で現地採用として働いてわかったこと

海外で働きたい人の中には、もう既に現地採用という働き方について熱心に研究してらっしゃる方も多いでしょう。現地採用で働く日本人のブログなども増えてきましたので、インターネットを通じて生の声を聞けるのはと …

海外で働く

こんな募集には気をつけよう!海外就職で陥る罠

今では海外就職を目的としたセミナーや、合同説明会のイベントなども行われていますし、インターネットで「海外就職 採用」などと検索すれば、たくさんの求人に出会えます。 しかし、それらの全てが海外で働くこと …