日本国内のマーケットが飽和状態になる中、自動車産業、メーカーから、ユニクロや無印良品といったアパレル業界まで、多くの企業が海外進出しています。
特にここ最近は、中国などアジアの国々で中産階級の人口が増加し、こういった成長マーケットに積極的に進出している企業も多くなっています。ここで必要となってくるのが、マーケティングです。
海外駐在の案件では、海外営業職とともにマーケティングに精通している人材についても需要が結構あります。
海外マーケティングのポジションについて
海外マーケティングでは、商品企画、広報・広告宣伝、販促等、商品・サービスのマーケティング、販売促進を担うポジションが守備範囲となってきます。求人募集にある仕事内容の例は、以下のようになります。
- 海外市場調査
- 海外法規に合わせた商品企画
- 営業スキームの確立/商品/販促企画
- 日本本社の開発、設計、製造部門と連携した商品具現化
- 新商品マーケティング戦略の企画および諸施策の実施
国が変わると習慣、文化も当然ながら変わってきます。そこで暮らしている人も変わってきます。その中で、各国に合ったソリューション商品を開発し、ターゲットとなるお客様にうまくアプローチするマーケティング、販売促進戦略が必要となります。
マーケティング部門は、海外でのマーケットシェアを高めていく上で欠かすことができない重要なポジション、やりがいのあるポジションに携わることができます。
海外マーケティングの求人案件を探すには
海外駐在、海外勤務の求人を探している方は、まずはインターネットを使って情報収集からはじめましょう。
海外進出している日系企業のウェブサイトを隅々までチェックして、そこで海外駐在員の求人募集があったらアプローチする。また、転職サイトの「リクナビネクスト」にも若干ですが海外駐在の案件が出ていることがあるので、チェックしてみるのもいいでしょう。
あと、海外マーケティングといった専門性の高い求人を探す場合、転職エージェントを利用するのが一般的です。
転職エージェントに登録すると、非公開求人をはじめとする求人の紹介はもろろんのこと、業界職種に精通したキャリアコンサルタントからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供も受けることができるので、活用するのも有効です。
求人例
下記は、海外駐在ポジションの求人例になります。
【募集ポジション】
アカウントマネージャー
【仕事内容】
広告業界アカウントマネージャーとして、以下業務に従事頂きます。
- 営業活動(新規・既存5割ずつ)、企画提案、プロジェクトマネジメント(PR、デジタルマーケ、イベント)、本社との調整業務
- MDとの経営方針について策定、実施
- ローカルスタッフのマネジメント
顧客となるのは大手上場企業~ベンチャー企業まで会社規模は様々で、9割が日本法人案件となります。
限られた予算の中で最大限のバリューを発揮するためのソリューション企画提案から実行(動画作成/パンフレット作成等)まで一気通貫で行います。
※ビザ取得でき次第、タイ駐在頂く予定です。
入社後、タイ渡航までの間は、東京本社で勤務予定です。
【求める人材】
・広告/PR業界経験またはマーケティング経験(目安3年以上)
※マーケティング経験の場合、ブランディング経験必須
・英語 日常会話レベル(社内コミュニュケーションは英語の為)
求められる人材について
海外で働くとなると、当然ながら、ビジネス上で実際に使える英語力が必要となってきます。ただ、日本人で完璧な英語を話せる方は少ないのが実情です。ネイティブ並みのレベルは求められませんが、英語でコミュニケーションが取れて、仕事を進めることができるレベルは必要です。
あと、海外では、日本国内みたいに社員に教育している時間もリソースもあまりありません。基本、使える人材であることが求められます。よって、それなりの実務経験も必須です。海外マーケティングなど、海外と関わりのある業務の経験者が求められてきます。