海外就職・転職について

海外就職を成功させる履歴書の書き方について

海外勤務の仕事について

初めての海外就職となると、まず戸惑うのが履歴書や職務経歴書の書き方ではないでしょうか。ご自身の直属の上司にあたる人は日本人でも、人事の人間は現地スタッフが行っていることもありますし、誰でも読めるように英文の履歴書が必要になってきます。
 
しかし、今まで英文の経歴書を書いたことがない方は、何から書いた良いのか、どのように書くと人事にアピールポイントが伝わるのか悩んでしまうでしょう。そのような初めての方に、海外就職がうまくいくための履歴書の書き方を紹介したいと思います。



自由度が高い!3種類の英文履歴書と書くべき内容

海外で働く

クロノジカル・レジュメが日本人社員にもわかりやすい

日本の履歴書は、中学校卒業や高校入学から書く学歴や職歴を時系列順に書きますが、海外ではより自由度が高いと言えます。

日本では手書きが推奨されますが、海外では逆にきちんとパソコンを使って見やすく作ることが前提とされています。これは、一定のパソコンスキルがあるかどうかも見られているということです。
 
英文の履歴書は、大きく分けて以下の3種類があります。

  • 日本のように時系列で書く「クロノジカル・レジュメ(Chronological Resume)」
  • 経験やスキルを重点的に書く「ファンクショナル・レジュメ(Functional Resume)」
  • クロノジカルとファンクショナルの良いところ取りの「コンビネーション・レジュメ(Combination Resume)」

日本人現地採用者や、駐在員候補を採用する場合は、人事部の現地スタッフと日本人社員が閲覧しますので、日本人にも馴染みやすい「クロノジカル・レジュメ(Chronological Resume)」が見やすいでしょう。

日系企業に就職したい方は、「クロノジカル・レジュメ」で書くと良いです。

日本とは異なる!書くべき項目と不要な項目がある

日本では、顔写真を添付し、性別や生年月日を書かねばなりません。また、配偶者の有無や、健康状態を記す欄もありますが、海外では、そういった事柄は人種差別に繋がる恐れがあるので、記入しない方針です。

主に欧米ではそういった方針が取られていますが、東南アジアなども英文履歴書であれば書かなくて良い項目です。

ただし、日本人でも性別の分かりにくい名前であったりする場合は、名前の後に(Mr.)や(Ms.)をつけても良いでしょう。もちろん性別で差別されることはあってはなりませんが、面接をどこかのカフェで待ち合わせるなどの場合、分かりづらいことがあります。
 
英文履歴書で記入必須の項目は、以下のとおりです。

  • 氏名と連絡先 (personal information)
  • 希望職種 (objective)
  • 技能 (qualification)
  • 職種 (experience)
  • 学歴 (education)

学歴はBachelor’s Degree in (学科名), XX (大学名)University,所在地,取得年という形で書きます。

以上の5つは必須の項目ですので、書き漏れがないようにチェックしましょう。

英文履歴書独自のルールを守ろう

ビジネスウーマン

一人称を省いて書く

日本の履歴書や職務経歴書をそのまま英語に訳してはいけません。基本的に職歴の部分は、箇条書きで分かりやすく書くのが原則です。

また、数字などを盛り込んで、可視化することが望ましいです。こうすることで、どのくらいの技量を持っているかが相手に伝わりやすいので、就職に有利といえます。

抽象的に書いている人と、具体例を盛り込んで、成功事例を数的に表している人では、最初の書類審査で通過する率が違います。「〜に貢献しました」と書きたい場合、そのまま訳すと主語である“I”から書き始めてしまいがちです。
 
しかし、英文履歴書のルールとして主語を省いて過去形で書くというルールがありますので、いきなり“Contributed to~”で書き始めることになります。このルールを知らずに、そのまま日本語を英訳したような書き方をしてしまうと、海外就職に本気じゃないのかな?と思われてしまいますので、要注意です。
 
シンプルながらも、書き方1つで本気度も伝わるのが英文履歴書です。

文中に難しい単語を使う必要はない

TOEICなどの英語の保有スキルと関係なく、履歴書にやたら難しい単語や表現を使うことはあまり望ましくありません。読み手が読みやすく、簡潔であることが求められます。

また難しい言い回しを使おうとして、間違いを犯してしまうとイメージダウンに繋がります。それならば、簡単な英語でも良いので、スペルミスや文法的なミスのない履歴書にした方が、読みやすく安心感を与えます。

特に英語が母国語でないアジア圏などで就職活動をする場合は、どんなに英語が社内公用語と言って、冗長な文章を読みたいとは思わないはずです。

志望動機、経験、職歴が明快に書かれている方が良いので、まずは箇条書きで、日本語で羅列してみましょう。

さいごに

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英文履歴書を初めて書く方は、フォーマットの選び方から細かなルールまで調べるのが大変かと思います。しかし、書かなければならない5つの点を、文法的ミスなく分かりやすく書くことで、通過率は上がります。

あれもこれも書こうとせずに、職歴や希望職種に関連することを、重点的に数字を用いて書くことで、海外就職の成功に近づきます。

 

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更新日: 投稿日:2016年11月26日

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