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こんな募集には気をつけよう!海外就職で陥る罠

海外で働きたい女性

今では海外就職を目的としたセミナーや、合同説明会のイベントなども行われていますし、インターネットで「海外就職 採用」などと検索すれば、たくさんの求人に出会えます。

しかし、それらの全てが海外で働くことで得られるメリットの方が大きいわけでもありませんし、中には待遇面や将来のキャリアプランが心配になるものもあります。最後に決めるのはご自身の判断ですが、募集要項などで気をつけるべきポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。



海外に行く意味あるの?と感じてしまう仕事には気をつけるべき

海外で働く

日本語をメインとした仕事はキャリアアップに繋がらない!?

海外就職を希望している方の多くは、英語などの語学が得意であったり、今後もっと勉強していきたいという意欲のある方だと思いますが、中には「海外に漠然と憧れているけれど、語学ははっきり言って不安」という方もおられるでしょう。

ここ数年で海外就職のブームが訪れ、1日に200人以上の若者が就労のため海外へ流れ込んでいると言われています。そう言った背景に目をつけて、「語学に不安のある方でも働けます!」と謳う会社も出てきました。日本人のお客様を相手としたコールセンター業務やダイレクトメール作成などです。

コールセンターはフィリピンのセブ島や中国の大連などに拠点が置かれ、日本語で全ての仕事が進められます。これらは日本から転送されてくるものです。時差も比較的ないので、電話の向こうのお客様は、対応している日本人が、まさか海外にいるとは思いもしないでしょう。

こういった職種は、はっきり言うと日本でも経験できますし、全く英語や中国語を使いませんので、帰国した時に「なぜ海外でわざわざ日本語オンリーの仕事をしていたの?」となりかねません。

キャリアアップに繋がる仕事をしたいのならば、せめて社内で使う言葉が日本語でないところにすべきでしょう。

社内の大半は日本人という会社は海外経験と見なされないことも

これは前述したところと重複する部分もありますが、日本人が多くて日本語ばかりの環境にいると、それは海外にある日本人村で働いていたようなものだと思われます。

海外で働くことのメリットは、自分の価値観やバックグラウンドの異なる人と協力して仕事を進めていくことで、国際感覚が身につくところにあると感じます。

せっかく海外に行ったのに、日本人が圧倒的多数を占める会社で働いていると、現地の方との交流もなく、現地での暮らしを肌で感じることもできません。英語などの共通語で意見を互いに言い合い、交渉するという経験のないまま日本に帰国することとなってしまいます。

果たしてこれは海外就職と呼べるものなのでしょうか。こういった環境で働いていても、のちに帰国してアピールできるかと言われれば正直なところ厳しい現実が待っています。

海外で働くのならば、日本人は現地採用者数名と駐在員数名で大半は現地人という会社で働く方をおすすめします。

会社の福利厚生や雰囲気はしっかりチェック!

海外で働く方法

最低でも海外旅行保険に会社負担で入ってくれるところを選ぼう

会社の福利厚生は、そのまま会社がどれだけ個人を大切にしてくれているかということがわかる基準でもあり、財政的に潤沢かどうかもわかります。

多くの大手日系企業では、最初の渡航費用や年間を通しての海外旅行保険の費用を出してくれます。

海外で病気になってしまっても、日本の健康保険は使えません。(国民健康保険の場合、後から日本円換算で還付してもらえることもありますが、手続きが煩雑ですし、後払いとなります)キャッスレスで日本語サービスの付いている海外旅行保険に加入しておくことで、入院や手術になっても心配する必要がないので、これらに加入してくれているかどうかは非常に重要なことです。

だいたい1年間で10万円あたりのプランに入っていれば、何があっても大丈夫ですが、これらを現地採用者の自腹で払うとなるととても高すぎる値段ですので、絶対にチェックしておくべきです。

日本では面倒がられる社員旅行なども会社を選ぶ基準となり得る!

最近の日本の若者は、会社の帰りに上司と飲みに行きたがらないと言われたり、会社での社員旅行もほぼ見かけなくなりました。価値観の違いや、案外国内旅行が高いという理由から、社員旅行をする企業は日本では減ってしまいましたが、海外の現地子会社などではとても重要なものです。

特に東南アジアなどでは、海外旅行はもとより、国内で飛行機に乗ったりする大きな旅行をしたことがない人もまだまだいます。1回そのような旅行をすれば、1か月分のお給料が全て消えてしまうこともあるので、旅行は一大イベントです。

また、会社がその費用をほとんど賄ってくれる(社員は会社負担、社員の家族は8割負担などが多い)ということは、会社がいかに社員を大事にしているかの指標でもあります。パーティーでは皆はめをはずして飲んだり歌ったり、さらに深夜までカラオケやクラブで楽しんでいます。

1年に1度このようなイベントがあるから頑張れる!という社員もいるくらいです。求人に掲載されているかどうか是非チェックしてみてください。

さいごに

海外勤務の仕事を探す

今回は、主に求人を見る際に気をつけて見ていただきたいポイントなどを書かせていただきました。日本での就職活動でも、福利厚生はとても重要なポイントですが、海外就職でも同じくとても重要なことが記載されているので、保険や旅行はしっかりチェックしておきましょう。

それだけでも会社が人を大切にしているかどうかがある程度わかります。

 

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更新日: 投稿日:2017年2月5日

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