海外就職・転職について

現地採用は楽じゃない!?それでも魅力のある海外就職

海外で働く女性

海外就職を考えた時、一度ならず何度も「現地採用」という文字を目にしたことと思います。一体現地採用とは何なのかを調べてみると、良い面も悪い面も書かれており、どれが正しい情報なのか困惑するかもしれません。

それに、どんな体験談も、その個人の記憶であるのですから、万人に当てはまる答えがあるわけではありません。
 
しかし、共通して言えることは「現地採用という経験は今後の行き方を豊かにする」という点です。ではどうしてそのようなことが言えるのか、紹介していきたいと思います。



日本にいたら10年先?任される仕事の大きさややりがい

海外で働くビジネスマン

現地採用でも日本人は日本人

現地採用というと、駐在員より待遇が悪い、給料がとても安いという情報がどうしても目に付きます。確かに日本の本社から派遣されている駐在員に比べると、待遇の格差は実感せざるをえません。
 
しかし、よく考えてみてください。駐在員の方は自ら望んで海外に来たのでしょうか?答えは結構NOだったりします。

もしかしたら小さな子供がいるかもしれませんし、介護の必要な家族がいるかもしれません。それでも、会社が命令を下した以上は行かねばならないのです。
 
一方で現地採用で働く日本人は、「自らが選んで」その国で、その会社で働いているわけです。それに、思っているほど差別などはありませんし、むしろ駐在員の方で威張り散らしている方は少ないです。

現地採用であっても、朝と夕方の出勤や退勤時には社用車を使用することが半ば義務づけられていることもありますし、給料も日本の新卒と同じか、それ以上です。
 
そのお給料で、例えば物価が非常に安い東南アジアで働いていれば、かなりの贅沢ができます。自分の家にマッサージしを呼んで1時間マッサージしてもらっても1000円はいきません。
 
また、日系企業のお客様を担当することが多いですが、日本であれば会うことのできない役員クラスの方と直接取引をしたりすることも珍しくないのです。

つまりは日本人というブランドを信用してくれているわけですので、日本人である時点で、海外就職はとても魅力あるものになるのです。

日本では築けない人脈がある

日本ではあまり社交パーティーなどがないかもしれませんが、日系企業が一堂に会するコンベンションセンターでの展示会や、ワークセミナーの後には、だいたい立食パーティーが企画されています。
 
海外だからこそ、日本人同士の結束というものは強く、日本人会や商工会などで横のつながりが広がるものです。ですので、異業種の方との交流も、日本にいる時より格段に増えます。
 
つまり、将来のお客様となる方々と出会うビジネスチャンスがたくさん得られるのです。そうした人脈を活用して、営業をかけることもありますし、人づてに仕事を依頼されることもあります。

海外で働いていると、肩書きなどよりも「どこで何の仕事をしているか」が重要になりますので、役員クラスの方から直々に仕事を頂けるという貴重な体験もできるのが最大の魅力ではないでしょうか。

日本にいたら、こんなことは10年先だろうなということが、どんどん経験できるのが魅力の1つです。

海外での就労経験は人生を2倍豊かにする

海外で働く

独自の物差しが作れるということ

今は日本で働いている方の中で、いつもFacebookやTwitterを見て「ああ、同期の誰それは今日も充実しているなあ」など感じている方はおられませんか?

日本では新卒は一斉に就職活動をし、内定式を経て、4月から新入社員としてスタートを切りますが、海外ではそうではありません。
 
転職についても、自分のスキルを磨くためのものとして、日本よりも活発に行われています。そのような環境で過ごすと、「何事も右倣え」の姿勢が本当に幸せなのだろうか、皆全員物差しが同じなわけはないはずだ、ということに気づきます。
 
日系企業であろうと、海外で働いている現地のスタッフは「自分なりの幸せ」を持っています。ある人は仕事のキャリアにおいて、ある人は家族と過ごす時間において、自分自身の物差しで「今日も幸せだったか」を図るのです。誰も他人の物差しで測られることはありませんし、咎められることもありません。
 
自分が幸せならそれでいいという自信が身につくのも、海外で働いてみて初めて得るものなのです。

ライフワークバランスを考えてみる

自分の仕事が終わっても、先輩や上司がいるので帰りづらいという方はいませんでしょうか。

海外では、定時になると、自分の仕事が終わっていれば上司が残っていようがいまいがさっさと帰ります。日本人の駐在員が残っていると、少し帰りにくいかもしれませんが、大半の現地採用の日本人は現地スタッフと同じく定時で帰宅します。
 
逆に仕事が片付いていなければ、残業することもありますが、せいぜい長くて7時や8時です。日本のように深夜まで残業するなど考えられません。現地のスタッフはそのようなことを非効率的で馬鹿馬鹿しいことだとも思っています。
 
つまり、本当に仕事ができる人ならば、自分の生活を優先させて良いのです。仕事が終われば皆でバスケットボールをしに行ったり、バドミントンをしたり、ジョギングをしたり、会社内でもサークルのようなものがあったりするので「今日はサークルがあるから残業しないぞ」など、メリハリがつきます。
 
もちろん強制ではないので、行きたくなければ行かなくても良いのです。仕事と同じく大切にしたいものがあれば、それを成し得るためにどのように仕事をすべきかという計画能力も付いてきます。こうしたスケジューリングの能力は、海外就職で得られる貴重な財産とも言えるでしょう。

さいごに

海外で働きたい女性

現地採用は確かに割に合わないと思われる方もおられるでしょうが、給料をもらいつつ、人生経験を得ていると考えればかなり魅力的なものではないでしょうか。

日本では関われない業種の方とも比較的簡単に交流できますので、ビジネスチャンスがあちこちにあります。そうしたチャンスを生かすのも、自分の腕次第というところが醍醐味だと思います。

もし今、海外就職を悩んでいる方は、「一生に一度のチャンス」だと思って飛び込んでみてください。まだ若いあなたなら、将来的に考えてお金では買えない大きな経験が積めますし、価値観そのものが一変するでしょう。

 

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更新日: 投稿日:2016年11月8日

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